手すり取り付けガイド!

手すりは、最も効果的で手頃な価格の住宅改修の一つであり、高齢者の安全確保にはほぼ必須と言えるでしょう。転倒のリスクという点では、滑りやすく硬い床のある浴室は特に危険度が高い場所です。適切に設置された手すりは、トイレ、シャワー、浴槽を使用する際の安定性を高めてくれます。

アームレスト

しかし、自宅に手すりを設置することを検討する際、よく聞かれる疑問は、「手すりはどのくらいの高さに設置すべきか?」ということです。

一般的に、手すりは主な使用者にとって最も適切な高さに設置する必要があります。ADA(米国障害者法)の基準では、後部手すりは浴槽、シャワー、または浴室の床面から33~36インチ(約84~91cm)の高さに設置することになっています。これは適切な目安となる範囲です。

とはいえ、この範囲は設置の目安として参考にするのが望ましいものの、手すりの最適な高さは、常に利用者が最も安全で快適に使える場所に設置することです。小柄な人は背の高い人よりも低い位置に手すりを設置する必要があり、便座の高さも状況を変えます。そしてもちろん、手すりを適切な場所に設置しなければ、本来の利用者が使うことはまずないでしょう。

手すりを設置する前に、利用者の浴室での動作をよく観察し、どの部分が自然に支えを必要とするのか、また手すりの高さはどの高さが最も適しているのかを把握しておくことが賢明です。

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これらの点に注意を払うことは、特にトイレの便座から立ち上がる、座る、浴槽やシャワーに出入りするなどの移乗動作の場面において非常に重要です。

本人が介助なしでルーチンを完了できる場合でも、途中でめまい、脱力感、または過度の疲労を感じていないかを確認し、それに対応できるよう戦略的にサポートを配置することが非常に重要です。

最適な手すりの設置場所を見つけるのに苦労している場合は、有能な作業療法士に相談して、理想的な手すりの高さを評価してもらい、安全性、安定性、機能性を向上させるための個別の住宅改修プランを設計してもらうと良いでしょう。

余談ですが、浴室にタオル掛けが設置されている場合は、代わりに手すりを取り付けることを検討してみてはいかがでしょうか。新しい手すりはタオル掛けとして使えるだけでなく、シャワーへの出入り時の安定性も向上します。

最後に、この記事では特に浴室の手すりの高さについて取り上げましたが、ご自宅の他の場所にも手すりを設置することを検討してみてはいかがでしょうか。階段の脇に手すりを設置することで、ご自宅での安定性、安全性、そして自立性を大幅に向上させることができます。


投稿日時:2022年9月7日